かながわ「産業Navi大賞」とは

（一財）神奈川県経営者福祉振興財団が神奈川県内の中小企業の継続的な発展とビジネスチャンス創出を目的として、県内中小企業で開発・考案した、サービス（新しい販売手法等）・製品・商品・技術等により、売上の向上や販路の拡大等、具体的な事業効果がでたものを表彰・支援するものです。詳しくはこちらをご覧ください。

元気出せ！中小企業 かながわ「産業Navi大賞」2015｜福祉振興財団
http://www.navida.ne.jp/sangyo/kanagawa/

＜大賞＞環境（エコ）部門 ナカノ株式会社

【事業名】 特殊紡績手袋 よみがえり、よみがぁ～る、レガロ

【事業内容】主に神奈川県で回収された廃棄衣類を原料として製造された軍手、男性用の「特殊紡績手袋よみがえり」、女性用の「特殊紡績手袋よみがぁ～る」、子供用の「特殊紡績手袋よみがえりレガロ」です。

  発売後5年5ヶ月で累計販売数205万双に達しました。これは岐阜県の人口に相当する数です。廃棄衣類を原料としているため、新規の資源投入が抑えられ、また染色・脱色等を行っていないため、環境負荷が極めて低く、使用不可能な廃棄衣類の有効利用にもつながります。

＜優秀賞＞フロンティア部門 アールテック 株式会社

【事業名】 日本初！動物用デジタルラジオグラフィー装置「REAL-VX」の開発・販売

【事業内容】デジタルラジオグラフィーという医療機器を日本で初めて動物用医療機器として農林水産省の承認をとり、それまで大手医療機器メーカーにX線装置を開発生産してOEM供給していた弊社が、自社製品として始めて販売を開始しました。

競合他社は日本を代表する大手ばかりですが、動物用X線装置では国内トップシェアの利点を生かして制作した専用の画像処理ソフトと、画質の良さが好評で、販売実績が増えてきている新規事業です。

＜奨励賞＞ 株式会社 紅谷

【事業名】 鎌倉紅谷 ブランディング事業

【事業内容】社内外に向けた自社ブランドのプロモーション事業です。昨年より、「人の和なくしておいしいお菓子は作れない」を社訓の一つに掲げ、手作りの製菓技術だけでなく、職員同士の繋がりが帰属意識と感動度を高めるよう職員向けの誕生会や、資格手当などの制度を積極的に取り入れました。

これらの取り組みを通して、「ただ菓子を売る会社」ではなく、「お客様の感動をお菓子を通してどのように創造していけるか？」を常に考えチャレンジし続け、企業価値をより高めるための事業形態を構築しました。

表彰式とセミナー

なお、かながわ「産業Navi大賞」2015の表彰式が次の予定で開催されます。それに併せて（一財）神奈川県経営者福祉振興財団主催経営セミナーも開催されます。興味のある方はご参加ください。

※表彰式・経営セミナーへの参加には事前申込が必要です。（表彰式・経営セミナーは一体のイベントとなります。）

【表彰式】

日 時：平成27年9月10日（木）14：00～
会 場：県民共済みらいホール
横浜市中区桜木町1-1-8-2 県民共済プラザビル1F
定 員：270名

【同時開催 第32回 福祉振興財団 経営セミナー】
タイトル：小さな会社の競争しない経営術
講師：コミー株式会社 代表取締役 小宮山 栄 氏

【講師プロフィール】
長野県生まれ。1967年にコミー(株)の前身となる看板業をはじめる。1968年には社名を「コミー工芸」とし、73年には株式会社化。知人の協力を得て発明した回転式看板をきっかけに、回転式ミラー「回転ミラックスを発明、好評を博し、「ミラ―メーカー」に転進。多くの防犯ミラー・ 危険防止ミラーを開発。とりわけコンビニで使用されるミラーは国内シェア約8割を誇る。「ユーザーの声を大事にする」をモットーに、ユーザーの要望に寄り添った商品を多数開発。旅客機向けの「FFミラーAIR」 を米ボーイング社、欧州エアバス社が採用。2014年までに航空会社に納入したミラーは20万台を突破。ニッチ市場とユーザー目線へのぶれないこだわりにより、同社を世界的ミラ―メーカーにまで成長させた経営手腕は業界を問わず注目を集めている。国際箸学会の会長も務める。

かながわ「産業Ｎａｖｉ大賞」2015受賞企業表彰式、経営セミナーの
詳細、申込についてはこちらでご確認ください。
http://www.navida.ne.jp/sangyo/kanagawa/index.html